声で社内の数字を聞く。SAIVOの使い方と向かない場面

2026-08-20 · SAI VOICE AGENT

声で社内の数字を聞く。SAIVOの使い方と向かない場面

声で聞くだけで、自社の数字が返ってくる。SAIVO(SAI VOICE AGENT)はそういう道具です。ここでは、実際に何ができて何ができないのか、どんな場面で使われているのかを、営業の言葉を抜いて書きます。導入を考えている方が、判断の材料に使える形で並べます。

SAIVOは、何をする道具なのか

社内の数字を、声で取り出すための道具です。「今月の売上は」と話しかけると、自社のデータを読んで、その場で答えを返します。パソコンを開く、表を探す、条件で絞り込む、という手順がまるごと要りません。

見に行くのは、社内にすでにあるデータです。新しく数字を入力し直す必要はありません。会計や販売管理の記録、Googleビジネスプロフィールの口コミ、予定表やメールなど、つないだ先から読みます。

つまり、新しい業務を足す道具ではなく、いまある情報への近道を作る道具です。ここを取り違えると、期待していたものと違うという話になります。入れる前に、社内のどの数字を声で取りたいのかを先に決めておくと、判断を間違えません。

「今月の売上は」と聞くと、何が返るのか

金額だけではありません。聞いた内容に応じて、比べる相手と一緒に返します。前月比、前年同月比、目標に対する進み具合。数字を1つ聞いただけでは、良いのか悪いのか判断できないためです。

返し方は音声と文字の両方です。運転中や作業中でも分かるように声で返し、画面には根拠になる表を出します。その数字がどこから来たのかを、その場で確かめられます。

切り口も続けて変えられます。粗利、部門別、担当者別、商品別。「じゃあ部門別は」と重ねて聞けば、直前の話を引き継いだまま答えます。聞き直すたびに条件を言い直す必要はありません。

どんな場面で使われているのか

多いのは、朝と移動中です。出社前に「昨日の数字は」と聞いて、その日の動き方を決める。取引先へ向かう車の中で、その会社との直近の取引を確認する。会議が始まる直前に、自分が話す数字だけを拾い直す。

いずれも、パソコンを開くほどではないが、あやふやなままでは進めたくない場面です。この「開くほどではない」の積み重ねが、実際にはいちばん時間を食っています。

現場に近い人ほど効きます。事務所に戻らないと数字が分からない、という状態が無くなるためです。逆に、一日中デスクにいて表を開きっぱなしの人には、差が出にくいという面もあります。

電話の受付にも使えるのか

使えます。かかってきた電話にAIが出て、用件を聞き取り、記録に残します。営業時間外や、手が離せない時間帯の取りこぼしを減らすためのものです。

聞き取った内容は、要約して担当者に届きます。折り返しが要るものと、そうでないものを分けて並べるので、朝いちばんに順番を決められます。誰から何の用件だったかを、聞き直さずに把握できます。

ただし、込み入った相談や、その場の判断が要る用件は人に回します。全部をAIで終わらせる作りにはしていません。最初の受け口として置き、人が出るべきものを人に渡す、という考え方です。

口コミやSNSの下書きまで作れるのか

作れます。Googleの口コミへの返信、X・Instagram・noteの投稿、ホームページのブログ記事まで、声で頼めば下書きが上がります。投稿に添える画像も一緒に作ります。

ただし、下書きのままで止まります。人が読んで、直して、押して、初めて外に出ます。AIが書いたものが、誰の目にも触れないまま公開されることはありません。

外向きの文章は、間違えた時に取り返しがつかないためです。速さより、確かめてから出す形を選んでいます。誰がいつ承認したかも記録に残るので、後から経緯をたどれます。

向かない場面はどこか

正直に書きます。データが社内に無いものは答えられません。紙の帳簿にしかない、担当者の頭の中にしかない、という数字は取り出せません。まずはその数字がどこかに残っているか、を確かめてください。

もう一つは、判断そのものです。「この案件を受けるべきか」には答えません。材料は並べますが、決めるのは人です。ここまで任せられる道具だと思って入れると、必ず期待から外れます。

また、聞き方があいまいなままでは精度が上がりません。最初の1か月ほどは、自社の言い回しを覚えさせる期間だと考えておくと、立ち上がりで戸惑いません。

いまのシステムは、入れ替えが要るのか

要りません。既存の仕組みはそのまま残し、読む側だけを足します。基幹システムの入れ替えは費用も期間も大きく、それが理由で話が止まることが多いためです。

つなぎ方は会社によって違います。表計算のファイルを見に行く形、既存システムのデータを直接読む形、その両方を混ぜる形。いまある形に合わせて決めるので、事前に社内をそろえておく必要はありません。

つないだ先ごとに、誰が何を見られるかも分けられます。全員が全部の数字を見る、という作りにはなっていません。役職や部門に応じて、見える範囲を絞れます。

安全のために、どうしているのか

会社ごとにデータの保存先を分けています。同じ仕組みの上で動いていても、他社の数字が混ざることはありません。保存先そのものが別なので、設定の間違いで漏れる余地がありません。

つなぎ先の鍵は暗号にして保管し、設定画面にも二度と表示しません。控えを取る時も、鍵と控えは別の場所に置きます。誰がいつ何を聞いたかは記録に残るので、後から追えます。

権限は役割ごとに分けます。社員は書けるが出せない、責任者は出せる、といった形です。人を信用するかどうかではなく、押せる場所を最初から分けることで守ります。

使い始めるまでに、何を決めるのか

決めるのは3つだけです。誰が使うか、どのデータをつなぐか、どこまでを自動にするか。この3つが決まれば、あとはこちらで組みます。社内で仕様を書き起こす作業は要りません。

期間は、つなぐ先の数で変わります。表計算だけなら数日、基幹システムを含むと数週間が目安です。いきなり全社ではなく、一部門から始めて、効いた形を広げるやり方をおすすめしています。

使ってみて合わなければ、つなぎ先を外すだけで元に戻ります。既存の仕組みには手を入れていないためです。やめる時の手間が小さいことも、先に確かめておいてください。

よくある質問

音声の認識はどのくらい正確ですか

社名や商品名など、その会社だけの言葉は、あらかじめ登録しておきます。一般的な言葉は問題ありませんが、固有の言い回しは覚えさせる前提です。使い始めの1か月で、聞き取りは目に見えて安定します。

スマートフォンだけで使えますか

使えます。パソコンとスマートフォンのどちらでも同じことができます。移動中に声で聞いて、事務所に戻ってから画面で表を確かめる、という使い分けが多いです。

数字が間違っていた場合はどうなりますか

答えには必ず根拠の表が付きます。もとのデータが違っていれば、答えも違います。つまり、間違いはもとをたどれば分かる形にしてあります。数字そのものを作り出すことはしません。

もう少し詳しく知りたい方へ

ここに書いたのは、判断に必要な範囲だけです。実際の画面、つなげるデータの種類、料金の考え方をまとめた資料をお送りしています。ホームページの資料請求のフォームから、お名前とご連絡先をお送りください。

自社の場合はどうなるか、という相談も受けています。いまお使いのシステムと、声で取りたい数字を教えていただければ、つなげられるかどうかをその場でお答えします。つなげない場合も、その理由をはっきりお伝えします。

売り込みの連絡はしません。資料をお送りしたあと、こちらから追いかけて電話をかけることもありません。読んで必要だと思われた時に、ご連絡いただければ十分です。

← ブログ一覧へ